当館は2019年7月16日(火)より7月26日(金)まで休館いたします。


次期開館は2019年7月27日(土)から9月1(日)までです。

夏季特別展Ⅱ

7月27日(土) - 9月1日(日)

紫香楽宮と甲賀の神仏
紫香楽宮・甲賀寺と甲賀の造形

展覧会予告

開催予定の展覧会に関する情報ですので、ご注意ください。

8世紀の半ばに、聖武天皇によって当地、甲賀・紫香楽に宮が造営され、そして、日本律令国家最大のモニュメントとして、大仏の造像が発願されました。しかし、紫香楽宮は短期のうちに造営が中止され、発願された大仏も、還都された平城京で造営され、現在も多くの参詣者でにぎわう東大寺で再生されます。
短命のうちに幕を閉じた紫香楽宮ですが、近年の発掘調査や木簡の分析・研究などによって、紫香楽宮と甲賀寺、そしてそれに連なる奈良時代の近江の歴史は大きくイメージを変えることになりました。甲賀における奈良時代の歴史が解明されてゆくにつれ、聖武天皇は、なぜ、この信楽の地を選んで宮を造営し、そしてこの地で大仏造像を発願されたのか、その謎は解明されるどころか、深まる一方です。この後、石山寺の造営に際しても、紫香楽から建物が移築されるなど、この後の近江の優れた仏教文化を考えるに際して、この宮が果たした役割は極めて大きなものがあります。
そして、甲賀には、神仏の姿を造像し、荘厳する優れた造形が次々と生み出されてゆきます。短命に終わったとみなされている紫香楽宮ですが、甲賀や近江の歴史に大きく寄与した可能性を、この地の造形を振り返りながら、探り出してゆきます。歴史の壮大な謎に、神仏の造形や、その信仰にもとづく優れた作品から迫ろうと試みます。

基本情報

会期
2019年7月27日 - 2019年9月1日
開館時間
午前10時~午後5時 (入館は午後4時まで)
休館日
月曜日 ※8月12日(月)は開館 8月13日(火)は休館
会場
北館
主催
MIHO MUSEUM、京都新聞
後援
滋賀県、滋賀県教育委員会、
甲賀市、甲賀市教育委員会、
湖南市、湖南市教育委員会、
NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、
エフエム京都、帝産湖南交通

展覧会チラシ(pdfファイル)

関連プログラム

8月10日(土)
シンポジウム「紫香楽宮と近江の宮 -最近の発掘成果から万葉の時代の近江を語る」
講師:松浦俊和氏(元大津市歴史博物館館長)、鈴木良章氏(甲賀市教育委員会)

※詳細はイベント・プログラムをご覧ください

8月3日(土)、24日(土)
ギャラリー・トーク 特別展の展示解説ツアー
講師:高梨純次(公益財団法人秀明文化財団参事)

※詳細はイベント・プログラムをご覧ください

主な展示

金銅誕生釈迦仏立像
重要文化財 奈良時代 湖南市・善水寺

単弁蓮華文軒丸瓦
奈良時代 甲賀市教育委員会

央掘魔羅経(光明皇后五月一日願経)
重要美術品 奈良時代 MIHO MUSEUM

墨書須恵器蓋「二竃領」
滋賀県教育委員会

良弁僧正像
室町時代 大津市・石山寺

木造毘沙門天立像
重要文化財 平安時代 栗東市・金勝寺

男神坐像
平安時代 甲賀市・矢川神社

銅造観音菩薩立像
奈良時代 甲賀市・極楽寺